こんな時はどうするの?
故障の原因と直し方


 

トラブルの状況               ・原  因               ○解 決 方 法

@ミシンが動かない     ・コンセントや電源SWが入っていない・・・差し込み、スイッチを確認
                                        ・・・延長コード使用の時は
                                           コードの断線を確認
                  ・フットコントローラーの断線?  ・・・・・・フットコントローラー接続確認
                  ・下糸巻きの状態になっている ・・・・・・・糸巻軸を左側にズラす
                  ・釜に糸が絡んでいる・・・・○半回転釜は分解して糸を取り除く
                                  ○工業用釜は、はずみ車を奥側に力を入れて回して
                                  みる
                  ・針棒の焼き付き・・・・・・・・・はずみ車が少しでも回るようなら、針棒に注油する

A上 糸 が 切 れ る      ・上糸の掛け方が間違っている ・・・・・・・糸を外して正しく掛け直す
                                     ・・・・・・・天秤に糸が正しく掛かっていますか
                  ・糸が余計なところにからんでいる ・・・・・からんでいる糸を外す
                  ・糸に結び目がある  ・・・・・・・・・・・・・・結び目の所を切る
                  ・糸が弱くなっている   ・・・・・・・・・・・・・新しい糸に交換
                  ・上糸調子が強すぎる ・・・・・・・・・・・・・上糸調子のダイヤルの数字を小さく
                                          する
A-a上糸がほつれてくる   ・針の取付け方が間違っている ・・・・・・・正しく取付ける
                  ・針が曲がっている  ・・・・・・・・・・・・・・針の交換

B下糸が切れる        1.下糸がきちんとセットされていない
                  2.内釜にゴミが溜まっている・・・・・・・・掃除
                  3.ボビンの不良や糸巻きムラがある・・・・・ボビン交換
                  4.ボビンケースの変形・・・・・・・・・・・ボビンケース交換
                  5.ボビンケースの糸調子が強すぎる





   下糸セット方法

ボビンを時計と反対回りでセットする
@に糸をかけAのミゾにのせ後ろに引っ張る


 C針穴糸通しが出来ない

○押えを上げて@まで糸を通す
○押えを下げ、糸通しレバーを下げる
○糸通しレバーを下げてAに糸をかける
○糸通しレバーをいっぱいまで下げてBの
糸通しフックに糸をかける
○右手を少しゆるめながら、糸通しレバーを戻す
○針の後ろに出た糸の輪を引っ張る
  針穴からフックが充分出ていること
  針の曲がりがあると、糸通しフックが変形することがあります


 

D針が折れる    ・針の取り付け方が間違っている・・・・針を取り付ける所に、正しく(突き当たるまで
                                    入れて)取り付ける
             ・針の種類が間違っている・・・・・・・・・家庭用、職業用、ロックで針の種類が違います
             ・針、糸、布地の関係が悪い・・・・・・・備考ページ参照
             ・模様に合った押えを使用していない
             ・布地を引っ張りながら縫っている・・・・段差以外はそえる程度にします
     *針を正しく取り付けて、手でゆっくりミシンを回した時、どこかにミシン針が当たらないか確認します




 

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